みなさんこんにちは!
あっぱれ協会相談役、安野勇太です。
今日は横浜方面の高齢者体操インストラクターさんに同行してきました。
更に、体操を見学にきているビジターさんもいらしたので、私安野も気づきの多い高齢者体操レクリエーションでした。
今日は体操レクを実践するために我々あっぱれ協会が常に気を配っている5つの心得を皆さんにご紹介します。
高齢者体操の5つの心得
笑顔

これは以前にご紹介した3Vの法則の考え方です。
話しや説明の内容よりも
表情による『視覚情報』が相手に与える印象において重要なのです。
『レクを上手くいかせる』ではなく、
『あなたにあえて嬉しい!』という気持ちを前面に表情で出すようにしていきましょう!
元気な声

これも以前にご紹介した3Vの法則に当てはまります。
話す『内容』よりも声の大きさやハリ、トーンの方が相手に与える印象では重要なのです。
ちなみに、相手に与える印象の割合は、
- 『verbal(言語情報)』…7%
- 『vocal(聴覚情報)』…38%
- 『visual(視覚情報)』…55%
以下の通り。
言語情報(verbal)はたったの7%。
その他の非言語情報(non-verbal)つまり『vocal(聴覚情報)』『visual(視覚情報)』
の方がずっと重要なのです。
姿勢

姿勢は上の3Vの法則にももちろん当てはまります。良い姿勢の人は説得力があり、説得力のある体操はご高齢者さんも取り組みたくなります。
加えて、姿勢はインストラクターの気分にも影響します。
以前からこのブログでも注目しているフィジオロジー 。
最近のアメリカの研究ではハーバードビジネススクールでパワーポーズという言葉で注目され、
2分間ポジティブなポーズをとるだけで気分に関係する体内のホルモンレベルが20%もアップしたという研究結果が出ています。
インストラクターの勇気や気分はご利用者さんにとっても伝わります!
身体を開く姿勢をとってご利用者さんと共に気分を高めることにトライしてみてください。
相手の名前を呼ぶこと。

人間は自分の名前に反応します。
生まれた時からずっと慣れ親しんだ名前を呼ぶことは簡単にできる最高のプレゼント。
相手を喜ばせると考えられれば、照れずにトライできるはず。
名前を覚えるのが苦手だという人は、レクが終わった後にメモをとるのも良いでしょう。
相手の目を見ること。

目をしっかりとみて話をする。
これも上の名前と同じく相手へのプレゼントです。
人は、目を見て話をするときちんと話を聞いてくれていると感じるもの。
相手を喜ばせる為、『視線』を使いこなせれば、もしかすると『高齢者体操』以外にも役にたつかも…!?
まとめ
いかがでしたか?
今回の体操レク同行では私、安野自身も学びがとても大きく、毎回のレクに関わる意味を再確認しました。
しばらくすると現場の信頼を得ている…!!
見えないところですごい能力を身につけている…!!
これからも『仲間』と、関わる方達と高齢者の未来を創るべく、行動していきます。
では今回は以上!あっぱれ協会の安野勇太でした!!!
来たる超高齢化社会… 不安ばかりりが叫ばれていますが、 シニアの方達がもっと元気に活力に溢れていたらどんな未来 …