こんにちは安野勇太です。

身体心理学認知科学を応用した相談業ビジネスプロデュースを軸に活動しています。

以下は先日のTweet。

今日は過食と脳の関係について書いていきます。

脳と腸は相関している

腸からはセロトニンという神経伝達物質が分泌されいています。

セロトニンは腸管の運動を活発にして排便を促進しますが、脳内でも分泌され精神に作用して幸福感を感じさせます

なので腸の調子が精神的に影響を与えるのですが、逆に気分が悪かったり精神的にストレスを感じている時に下痢や便秘になるといった逆の作用も知られています。

これは医学の世界では脳腸相関という言葉で知られいます。

以前に書いた下の記事では脳腸相関について詳しく書いています。

食べ過ぎは腸内フローラを荒らす

気分を良くする為には腸内の細菌の構成(腸内フローラといいます)を改善すると良いわけですが、筆者のクライアントでも多いのが脳腸相関を知っていて食べるものや水分摂取・運動には気をつけているのに食べ過ぎには無関心だというパターンです。

実は過食は腸内フローラを乱す大きな原因のひとつです。見た目に過体重の人は、バランスの良い食事や運動で筋肉がついていても、オーバーカロリーなのでメンタルを崩していることが多いです。

ただ、食べすぎている本人は腸内フローラが乱れている自覚が無いわけです。

以下は科学雑誌に掲載された論文の引用です。

Liping Zhaoたちは、マウスにカロリー制限食を終生与える実験を行い、その腸内微生物叢の構造の経時的変化を報告している。Zhaoたちは、乳酸菌属などの特定の細菌が、寿命と正に相関しており、カロリー制限によって存在量が増加することを報告している。また、カロリー制限食を与えた場合に、寿命と負に相関する細菌の存在量が減少した。こうした変化は、炎症と関連していることの多いマーカーであるリポ多糖結合タンパク質の血清レベルの低下と関連しており、このことは、腸内細菌由来の抗原によって起こる炎症の軽減が、カロリー制限による健康効果の1つかもしれないことを示唆している。

Nature Communications 2013年7月17日

食事制限すると腸内フローラが改善して炎症反応を抑えられる可能性もあるのです。

オーバーカロリーで体重が増えすぎている時には短期的なファスティングを試すと良いでしょう。

理想は誰かに習うのが良いですが、1日だけ食事を生野菜のスムージーと水にするくらいなら大体の人は問題なくデキます。

空腹時間をつくるようにすると腸内フローラが改善されて気分が良くなってくるのを感じるはずです。実際にボディビルダーの方達も、食事を大量に食べられるオフシーズンよりも減量をするオンシーズンの方が体調が良いという人がかなりいます。

最近メンタルの調子が良くないと感じたら1日だけファスティングをする習慣をつけてみると良いでしょう。

困った時にどう対応するか知っているだけでより豊かな人生を送れるはずです。

今日は以上です。

またお会いしましょう。