こんにちは安野勇太です。

相談業を軸に活動しています。

以下は先日のtweet。

身体心理学とは身体と心の繋がりの事を言います。

今日は身体心理学とオキシトシンの関係・活用法までを書いていきます。

『身体の使い方』でうつ病が治る可能性

身体心理学研究の一例として、うつ病の人は眉間にシワを寄せたけわしい顔をしていますが、額に筋弛緩作用を持つボツリヌス菌毒素を注射することで、うつ病に高い確率で効果が期待できることがわかってきています。

参考Glabellar Botulinum Toxin Injections in Major Depressive Disorder: A Critical Review

ボツリヌス菌を注射すると、鬱が治る。

脳に送られる神経体から遮断して身体へのフィードバックを抑える。

筋肉を弛緩させて、うつ病が改善するなら、毎日のストレッチや体操を通して心身をリラックスさせることもできそうだと思いませんか?

こういう身体と心の繋がりを研究する学問が身体心理学です。

以前の記事では身体の使い方と身体心理学についてまとめています。

オキシトシンの作用

今回の話のメインであるオキシトシンは妊婦の陣痛を起こすホルモンとして有名ですが、その他にも下のような精神面への関わりが大きなホルモンです。

  • 抗不安作用
  • 抗ストレス作用
  • 抗鬱作用
  • 鎮痛作用
  • 自律神経調整作用
  • 免疫力のUP

さらにオキシトシンは愛情を感じた時に分泌が起き、逆に分泌量が増えると愛情を感じやすくなることがわかっています。

他にも、自分と他人が違う者だという認知を下げる作用も持つため、対人での緊張感を下げることが知られています。

(ちなみに相手を自分と同じ者だと感じやすくなるので、ストーカーの加害者はオキシトシンの血中濃度が多いといわれています。)

オキシトシンは安心できる相手と接触することで濃度が増えるということがわかってきていて、『タッチ』は介護業界でも注目されている『ユマニチュード』というケア技法にも取り入れられています。

ユマニチュード:知覚・感情・言語による包括的コミュニケーションに基づいたケア技法です。 フランス語で「人間らしさ」を意味する「ユマニチュード」には、「人間らしさを取り戻す」ということも含まれています。

引用:https://www.azumien.jp/contents/method/00035.html

オキシトシン分泌を増やす身体心理の実践

このオキシトシンは自分で肌に触れることで分泌量を増えることが知られています。

行動心理学では、不安感や怒りを感じている人は腕を組む傾向があるとされていますが、これは自分をなだめたり落ち着こうとして自然に身体が動いているのかもしれません。

特に毛根のある部分を触ると、C触覚繊維という『快感』を感じる神経繊維を刺激するため、オキシトシンの分泌量が増えるそうです。

自分の腕を優しく撫でたり、大切な人を撫でてあげることでお互いの幸福感や免疫力を高めることがデキる可能性があります。

そしてこのC触覚繊維の刺激によるオキシトシン分泌は自分で触っている時よりも他人にマッサージをしている時のほうが分泌量が増えることがわかっています。

他人に愛情をもって奉仕している時に自分自身が癒されているということかもしれません。

オキシトシンに限らずテストステロンやセロトニンなどの精神への影響が大きいホルモンの身体の使い方や日々の習慣でコントロールできるということがわかってきています。

テストステロンは行動的でポジティブな精神状態になるホルモンです。

何かを頑張りたい・結果を出したいと思っている人にとっては特に重要です。

気功やヨガの呼吸で幸福感に関わるセロトニンの分泌が増える事も確認されています。

これは呼吸と合わせたイメージの活用によるものです。気功の世界は奥深く、筆者も気功の師範に師事して習慣化しています。

こんな感じで身体心理は奥深く楽しいものです。自分自身を撫でる・パートナーでマッサージをする習慣をつけると癒しのある毎日を過ごせるかもしれません。

他にも興味がある方は問い合わせ欄かSNSから気軽に連絡をどうぞ。

今日はこの辺りで以上です。

またお会いしましょう。