ペルソナペインティング - 人はいつも仮面をつけている
安野です。
事業プロデューサー、相談業として活動しています。
今日はストレスなく場面に応じてふさわしい自分になるテクニック、ペルソナペインティングについて話していきます。
・対人関係でストレスを感じることが多い
・人前に立つことが多い
・本当の自分について考えてモヤモヤしてしまう
人は皆仮面をつけている

人前でストレスを感じてしまうという人は多いでしょう。
例えば、仕事でお客さんに対して笑顔で接しなければいけない時、人前で話さなければいけない時、気分が暗くなっている人の相談に乗る時など。。
このような時にストレスを感じてしまうことは多いと思います。
人は自分の意思に反することをした時はストレスを感じるようにできています。
なぜかというと、原始の時代に自分のテリトリーの外に出て天敵に襲われると命を落としてしまう為、子孫を残せないからです。
なので私たちは自分が普段慣れた空間や行動(コンフォートゾーン)の外に出ると、ホメオスタシスという現状維持機能(恒常性)が働いて元の状態に戻そうとします。
これは意識的には『やろう!』と思っても無意識が拒否している状態です。
無意識は意識よりも遥かに大きく私たちをコントロールしています。
高いところから海に飛び降りる時に足がすくんでしまうのも、無意識が危機的状況から体を逃がそうとしているからです。
ただ、現代の日本ではよほどのことがない限り命が危険にさらされることはありません。
なのでストレスを感じない方が良いパフォーマンスを発揮できる場面の方が多いでしょう。
そこで必要な時にその業務に適した自分を呼び出して潜在的に変わってしまうのが今回の記事でお伝えするペルソナペインティングなのです。
ペルソナペインティングとは

ペルソナペインティングとは接客やマネジメント、スポーツの場面などで必要に応じて場面にあった自分になる技術のことです。
ペルソナという言葉は元々『仮面』の意味を持っています。なのでペルソナペインティングは自分で用意した仮面を必要に応じて付け替えるイメージです。
仮面と聞くとなんだか嫌な感じがする人もいるかもしれませんが、私たちは誰でも場面に応じて仮面/を変えながら生活しています。
仕事になるとスイッチが入って途端に外交的になる人や、仕事やスポーツになるとアグレッシブになる人は多いはずです。
ペルソナペインティングはこの仮面を自由に付け替えられるようになるためのテクニックなのです。
真似をするのと何が違う?
ペルソナペインティングが必要な時に必要な仮面に付け替えると聞くと、内向的な人が外交的な人の真似をするのと何が違うのかと疑問にも思うかもしれません。
その違いは潜在意識の状態にあります。
読者のあなたなら想像できると思いますが、意識的(顕在意識的)にその場にあった対応をしようと思うと、『無理している状態』になります。
そうなると、他人のご機嫌取りをしている間にストレスがかかって1日が終わる頃には疲れ切ってしまうでしょう。
なので、仕方ないから明るく対応するというのはペルソナペインティングではありません。意識的にやっている状態だから心の中では無理をしている状態です。
なのでそれが当たり前だと感じるくらい、無意識(潜在意識)から変わることこそが重要なのです。
潜在意識が変われば、むしろその状態こそが自分らしいあなたです。
その状態を作り出すのがペルソナペインティングの鍵です。
ペルソナ設定の方法
ペルソナペインティングに必要なのが『ペルソナ』…つまりつける仮面の設定です。
このペルソナ設定がひとつめのポイントで、これを設定したらあと必要なのは『自己洗脳』のノウハウです。
これについては以前のブログでお伝えしているので興味があればチェックしてみてください。
洗脳は詳しく学んだ事がない人からすると怖しいもののように感じる人が多いかもしれませんが、洗脳は我々の日常の中に常に溢れいています。むしろそれ無くして平和な人間社会は成り立たないと言っても過言ではありません。
なぜかというと洗脳と教育のロジックは全く同じものだからです。
教育なくして今のような文明社会は成り立ち得ません。
なので自己洗脳は簡単にいうと、自分自身を律し、思うように使いこなすための方法だと考えてもらって構いません。
ペルソナ設定に関しては、まず『欲しい結果(ゴール)を得る為に理想的な自分(ふさわしい自分)を知ること』が前提になります。
そしてその自分を呼び出すためのスイッチを自分自身で設定し、自由に呼び出せるようにしておけば苦手な状況でストレスがかかることが格段に少なくなるでしょう。
ペルソナペインティングに必要なゴール設定、ペルソナ設定、秘密の自己洗脳プログラム『クチヨセ』は、私がプログラム開発責任者を務める 一般社団法人 Meta Communication College の認定スクールでより詳しく学ぶことができるので興味がある方は参考にしてみてください。
最後に
今回はペルソナペインティング、自己洗脳についてお話ししてきました。
今回お伝えしたことは認知機能を使いこなしてより良い人生を生きる為に有用ですが、応用すれば他人の認知に影響できてしまう強力な内容を含んでいます。
このブログでは度々お伝えしていますが、包丁もライターも言葉も使う人の意思によって人を喜ばせることも危害を加えることもできます。
他人の喜ぶことを自分自身の喜びにできる人と私は関わっていきたいですし、そういう人と一緒に世界を良くしていきたい。
この記事を読んでくれたあなたの人生が豊かになること、善意のある人たちと関われると嬉しいです。
では。