感情をコントロールする行動心理学
こんにちは安野勇太です。
相談業とビジネスプロデュースを軸に活動しています。
以下は先日のTweet。
行動心理学を学ぶとセルフコントロールに役立つ。
— 。やすの@相談業 (@yasuno_y1989) November 9, 2020
DNA単位で刻まれた潜在意識をコントロールできるのが無意識に出るポーズや動き。
今日は行動心理学をセルフコントロールに活かす為の方法をお伝えしていきます。
行動心理学は、人間の行動や仕草のパターンと心理の関係性を研究する学問です。
行動から心理状態を読み解き、感情の動きを推測するのに役立ちます。
行動心理学から相手のことを読み解く時には無意識に出てしまう行動を読み解くのが通常です。なぜかと言うと、意識的にコントロールできる行動から相手を読み解こうとすると、その行動を意図的に変えられるので相手の本意が読み解きづらく成るからです。
実は人は無意識(潜在意識)で多くの行動をしています。
例えば、瞬きの回数が変わったり、声のトーンが変わったり、足の状態が変わったりといったことを誰もが無意識的にしています。
以前の記事でも触れていますが、意識(顕在意識)に反応する細胞の数は45個なのに対して、無意識(潜在意識)に反応する細胞の数は450,000にも成ると言われています。
焦っている状態を隠そうとして足を動かすをやめても、声のトーンや目の瞬きに出ます。
潜在意識に反応する生理反応すべてを意識でコントロールすることなど、常人には到底不可能です。
表面的な動きに出なくても、脈拍数を測って多ければ交感神経が働いていることがわかります。
逆に脈拍数が上がってすらいなければそれは交感神経が働いていないことになるので、それは焦っていないということです。
潜在意識に関しては以前の記事でも触れているので参考にしてみてください。
癖を変えると潜在意識が変わる
今回の記事で読者のあなたに一番伝えたいことは、行動を変えれば潜在意識を変えることがデキるということです。
繰り返すようですが、足の動きや瞬き、姿勢や歩き方などは無意識領域の影響を大きく受けます。
つまり意識していない習慣や癖によって、私たちのほとんどの行動は決まっているのです。
- 今日の朝、どちらから靴下を履きましたか?
- ベッドから起き上がる時にどちらの足から出しましたか?
- 昨日と今日の声のトーンはどちらが高いですか?同じですか?
- 今財布の中に何枚お札が入っていますか?
これらの質問に全て答えら得る人は稀です。
日常の行動にどれだけ無意識があるかわかると思います。
なので、癖から無意識(潜在意識)で起こることを意識(顕在意識)に上げて、習慣を変えることで、それを潜在意識は感じ取り、自己認識を変えるのです。
ハーバード大学の研究では簡単なポーズで血中の気分に影響を与えるホルモン、テストステロンの数値が2分間で20%も上昇したと言う研究結果を出しています。
下の記事では身体を使って自己認識を変える身体心理学ついてまとめています。
精神の状態は身体に影響を与え、通常は無意識に支配されている身体の状態は精神に影響を与えます。
無意識(潜在意識)でしている行動を変えればその行動に影響を受けている感情や自己認識(セルフイメージ)を変えることがデキます。
詳しいコントロールの方法について知りたいことがあれば、サイトのお問い合わせ欄かSNSのDMからご連絡ください。
では今日は以上です。
またお会いしましょう。