コーチングとコンサルティングの違い
こんにちは安野勇太です。
相談業を軸に活動しています。
下は先日のTweet。
コーチングとコンサルティング…クライアントによって関わり方を変えています。
— 安野勇太@起業コンサルタント (@medinessfit_yas) May 6, 2020
公式を教えて欲しいのか・公式をつくれるようになりたいのか相手の願望の本質に目を向け、常に常に気を配る。
コーチング/コンサルティングという言葉は聞くけど違いについては詳しく知らない人もいると思います。
この記事ではコーチングとコンサルティングの違いについてまとめていきます。
コーチングとコンサルティングの違い
コーチングとコンサルティングはどちらもメンタリングに必要なスキルです。
両者の違いは、答えがメンター(師)の中にあるかメンティー(弟子)の中にあるか。
コンサルティングでは答えがメンターの中にあり、やり方や知識を教えることになります。
なので勉強や実践をしたことのないコトをメンティーに教えることは基本的にありません。やり方を知らないのにやり方を教えようというのは詐欺師です。
逆にコーチングでは答えがメンティーの中にあると考えます。
つまり決まったやり方を教えるのではなく、本人さえも明確になっていない本人のゴールを対話を通して共に明確にしていく思考のプロセスを共有します。
そしてエフィカシー(自己効力感)を高め、目標を達成デキる ことを確認して自発的な行動力を高めていきます。
どちらも他人を導くメンタリングスキルですが、コンサルティングは早く結果を出すのに対して、コーチングでは長期の自己成長力と思考力を高めます。
どちらが良いではなく、メンティー(クライアント)の目的や個性に合わせて関わり方を変えられるとベターです。
コーチングのアプローチ
コーチングでは対話を主としたコミュニケーションのプロセスを通じて、クライアント自身が目標を達成するための戦略を考えるようアプローチします。
重要なのは『相手が気づく』コトです。
答えを教えると最短で目標を達成しやすくはなりますが、クライアントは自ら考える力を失ってしまいます。
そして答えを教えられてただ実行するだけの相手は、『やらされている』感覚を持ってしまい楽しむことを忘れてしまいます。
コーチングのプロセスではただ教えるのではなく、相手が必要性に気づく・相手が自ら自分の思考に気づく…そんなアプローチをしていく必要があります。
コーチングがうまくいくと、他人の『やりたい』という行動力と自発的・長期的な成長を引き出すことができます。
ゴール設定
コーチングで本人の行動を引き出す為に重要なことが『ゴール設定』です。
トレーニングされていないと、人は目標を立てるときに現状を踏まえて未来をイメージしがちです。例えば
- 『今、〇〇の学校を出て資格を持っているからこの分野で一流に』
- 『〇〇が得意だからこれを活かして起業しよう』
といった具合です。
ただ、コーチングでのゴール設定は現状を無視して自分が本当にやりたいことに目を向けていきます。
メンティー自信が願望の本質に目を向け、真のゴールに気づくと自らその目標に向かって行動を起こすようになります。
下の記事ではゴール設定と認知について詳しく書いています。
大事なことは何を『目的』とするか
今回はコーチングについて主に解説していきました。
どれが良いというものではなく、それぞれのアプローチ法に特徴があって、期待される結果が変わってきます。
理想のメンター(師)巡り合ってどんどん行動を起こすと人生が大きく変わります。
今日は以上です。
またお会いしましょう。
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