気功の秘密と潜在意識の使い方
こんにちは安野勇太です。
相談業とビジネスプロデュースを軸に活動しています。
以下は先日のTweet。
認知科学を学んでいると気功のテクニックや腹式呼吸も情報なのだと気づく。
— 。やすの@陽の力の解放 (@yasuno_y1989) October 23, 2020
自らの情報を使いこなせれば人生ってもっと便利に生きられる。#副交感神経#腹式呼吸
今日は気功で潜在意識をコントロールする方法を書いていきます。
皆さんはリラックスするために取り入れている習慣はありますか?
ストレスを感じて交感神経優位になっていると、前頭前野の働きが低下して仕事の効率が下がったり、判断が鈍くなったり、コミュニケーションに問題が出てきたりします。
現代人は交感神経が優位になることが多い中で生きているので、副交感神経を優位にする習慣を持っていることは健康面から見ても重要です。
筆者はセルフコントロールを学ぶ為に、気功の師範に師事して認知科学の観点から研究しています。
気功はまだ未知の分野ですが、実は新しい科学ではかなり解明されてきています。
気功の教えと秘密
気功の教えのひとつにデキるだけゆっくり動くというものがあります。
これは潜在意識に働きかけるためのものです。
ヒトは交感神経が優位の状態になると呼吸が浅く早くなり、動きも早くなります。
これはもしもの事態に備えて筋肉が緊張しているからです。
敵に襲われたり危機が迫った時に、ゆっくり動いていたり筋肉に力を入れていなかったら死んでしまいます。
生命活動を維持することは生物にとっての最重要事項のひとつなのでこれは当たり前です。
ヒトは潜在意識に応じた反応をします。
例えば自分の出している声のトーンや話している言葉など。ヒトはいちいちどんな声で喋ろうだとか、毎回使う言葉を意識しません。
ただ人はこういう無意識でやっていることで自己を認識します。
人の細胞のうち、意識で反応する細胞の数は45個程度なのに対して、無意識(潜在意識)に反応する細胞の数は450,000個もあると言われています。
まさに私たちが意識的しているものは氷山の一角でしかないということです。
下の記事では身体と心の繋がりとその使い方をまとめています。

だから気功ではできるだけゆっくりと動き、深くゆっくりとした呼吸をします。
自分の行動を変えることで、潜在意識での自己認識を変え、副交感神経優位にすることを目的としているのです。
なので、日々の中でもしも焦ってしまいそうだと感じた時には、できるだけのびのびとゆっくりとした動きをして呼吸を深くゆっくりとするように意識することです。
他にも血流や表情筋のコントロールで内分泌系のコントロールをする方法もありますが、それは別の機会でお話しします。
ヒトは習慣でつくられます。
セルフコントロールを極めれば思うような人生をたやすく送れるようになるかもしれません。
今日は以上です。
またお会いしましょう。
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