令和は女性の時代だと想う話
こんにちは安野勇太です。
身体心理学・認知科学を応用したコーチングや起業コンサルティングといった『相談業』を軸に活動しています。
今日はこれからは女性の時代が来るという話を書いていきます。
今回の記事は少しマニアックなのでスピリチュアル的な話に興味がある人の方が読みやすいかもしれません。
これから起こる価値観のシフト
タイトルでも触れていますが、筆者の安野はこれから女性の社会的な重要度が高くなると予想しています。
その理由は、
- 物質的な価値が飽和していること
- コロナをきっかけとして今までの価値観が変わり始めていること
この2つです。
バブル全盛期の時代は大企業に勤め上げるのが良いとされる時代でした。
大企業のやり方に合わせられることが良しとされ、合わせられない人は社会不適合者と呼ばれ生きる道を失っていた時代です。
それが、現代ではコミュニティが溢れ、人の役に立つ方法・働き方が次々と生まれています。かつて社会不適合者と呼ばれていた人たちの方が収入が高い事も多々あります。
ひとつの価値観が多く生まれた今、価値観の基準も多く生まれ、単純に良い悪いでは測れない…つまり、上か下かではなくただ違うだけだという価値観に多くの人が気付き始めていると感じます。
その一方で今までの価値観が揺らぎ始めている人も多いはずです。
職場やテレワークをはじめとした働き方、自粛、ソーシャルディスタンス…といった変化をきっかけとして今まで信じていたモノの不確かさに気づいたり、自分が本当に大切にしているモノがなんなのか…と改めて考え直す機会ができている人が多いのではないでしょうか。
これからは下のようなことが起こる可能性があります。
- ハイブランドを身につけていた人が自粛で人と会う機会をなくす。
- 接客を極めようとしていた人がAIに仕事を代替される。
- ビジネスや投資で成功していた人が預金封鎖でお金を失う。
こういった具合です。
女性の時代
これからは外的な幸福を求めていた人が、外の世界に求めていたものが変化したり、無くなるかもしれません。だからこそ今手の中にある幸せに気付ける人は強い。
こういうのは比較的女性の方が得意です。
女性は生理周期をはじめとして体調や気分の変化が起こりやすいですが、これはモノゴトの不確かさを知る機会になります。
体調や気分が悪い時には世界はいつもより不幸に見えやすくなります。イライラしやすくもなります。これは気分一致効果という心理学の研究でも確認されています。
女性は生まれた時から相手に限らず、自分が変わったことで認識する世界に変化が起きることを本質的に知る機会や自分の内面に目を向けるトレーニングの機会が多いのです。
陰陽論からみる女性
陰陽論では男性は陽、女性は陰の性質を持つと言われます。
陽は、競う、与える、手に入れる力、外側の力。
隠は、共感する、受け取る、気づく力、内側の力。
これまでの時代も戦って結果を出すことが良しとされていた時代から、共生する時代へと価値観が変化してきました。
女性の社会進出・差別に対する意識の変化がそうです。
コロナをきっかけとしてこの価値観の変化はさらに加速します。
これまでのことを言い方を変えると下のような感じです。
- 共感するものだけが集まり、居心地の良い空間を創っていく時代。
- 自分が今持っているもの・本当に大切にしているものに気づくことこそが、幸福の鍵を握る時代。
- 環境に合わせるのではなく、自分が本当に好きなモノ・共感するモノ同士が集まる時代。
- 『〇〇するべき』から『〇〇したい』の時代。
- 『我慢』から『好き』の時代。
これからは、どうすれば幸せに生きられるか…その考え方を女性が男性に教える時代が来るかもしれません。
モノ・サービス・情報から統合的な『考え方』の時代へ。
これからの時代の変化がますます楽しくなりそうです。
では今日はこの辺りで。またお会いしましょう。
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