こんにちは安野勇太です。

相談業を軸に活動しています。薬剤師で介護福祉士でもあります。

以下は先日のtweet。

今日は自律神経をコントロールするポイントをまとめていきます。

自律神経とは

自律神経は、交感神経副交感神経に分けられます。

交感神経は、緊張と興奮に反応して、心拍数や血圧、血糖値を高めたり覚醒状態をつくって行動に備える神経です。

副交感神経は、逆にリラックス状態に反応して心拍数や血圧を下げ、回復に適した状態をつくる神経です。

自律神経は身体の中でも心拍数や血圧、覚醒レベルをコントロールします。

現代では緊張状態になることが多い為、交感神経から副交感神経にへの切り替えがうまくいかず、不眠や血圧の問題に悩まされる人が増えています。

自律神経は『無意識』に支配される

自律神経は運動神経と違って、意識の力でコントロールするのが難しいと言われています。

意識の力で簡単にコントロールできるなら、自律神経の問題で悩む人がこれほどまでに増えるわけはありません。

ではなぜコントロールが難しいのでしょうか。

それは、自律神経が無意識に支配されているからです。

別の言い方をすると潜在意識です。

例えると、大事なプレゼンの前に緊張している時、『落ち着け!』と自分に言い聞かせるのは意識…つまり顕在意識です。

ただ、緊張というは無意識下で起こるものなので自分にいくら落ち着けと言い聞かせたところで効果が出るものではありません。

無意識下で、自己評価や相手との関係性などの状態に『反応』しているわけです。

このように緊張状態のコントロールをイメージすると難しさが理解しやすいのではないでしょうか。

自律神経は反応で起こる

ただ、自律神経のコントロールが全くできないかというとそうではありません。

現に、気功の達人や熟練のボディビルダーの中には集中した部位に血液を集めたり、心拍数をコントロールできる人も存在します。

これは無意識の使い方を知っているからに他なりません。

スポーツ動作のトレーニングと比較すると、自律神経のトレーニングに関してはあまり知られていません。

ただ自律神経をコントロールする技術は確かに存します。

例えば、運動をすると心拍数は上がりますし、すっぱいものを食べると唾液が出てきます。

興奮すると血圧が上がり、長時間の試験勉強をするとストレスホルモン(コルチゾール)の産生量が上がるということもわかっています。

つまり自律神経を、『動け!』という意識でコントロールしようとするから難しいのです。

自律神経が無意識や一定の条件に反応するということを知っていればコントロールができるのです。

ここからは自律神経がどんな条件よってコントロールされているかを例にあげつつ、その反応によって自律神経をコントロールする方法を紹介していきます。

その1:呼吸

自律神経をコントロールするうえで最も手軽に、かつ即効性のある方法が呼吸法です。

呼吸は普段は呼吸中枢によって止まらないようにコントロールされていますが、意識の力でスピードや深さをコントロールしたり、止めることもできます。

深くゆっくりした呼吸は副交感神経が優位になりやすく、ヨガの火の呼吸のように交感神経を高める呼吸法も存在します。

呼吸のスピードに自律神経は反応するのです。

副交感神経が優位になる呼吸と、交感神経が優位になる呼吸を知っていて実行するだけでいいのです。

さらに『気』を意識すると呼吸で心身を充実させられます。

筆者は気功の師範に師事していますが、体内に気が重鎮するように意識して呼吸をするのと、ただ単に深呼吸をするのでは精神的なエネルギーの充実度が違いは歴然です。

詳しくは下の記事でも解説しているので興味がある人は参考にしてみてください。

その2:腸

は第二の脳と呼ばれていることで有名です。

脳内で産生されるセロトニンは腸でも産生されていてこれは気分や精神状態に大きく関与します。

セロトニンは安心や気持ち良い感情との関与が大きく、この濃度が低くなるとうつ病にもなることが知られています。

腸管では全セロトニンの90%が産生されています。

腸内環境を改善すると、セロトニンの産生量が増えて気分が安定することが知らています。

即効性の在る方法ではありませんが、中長期的に副交感神経優位の体質をつくるために良い方法のひとつです。

下の記事ではさらに詳しく解説しています。

その3:筋肉

近年では、感情や自律神経の興奮が筋肉からのフィードバックで生じていることがわかってきています。

悲しい顔は悲しい感情をつくりますし、安心している状態のような柔軟な筋肉はリラックスした精神状態をつくりだします。

2010年にハーバード大学が発表した研究では背筋を伸ばしただけでセルフイメージに関与する脳内伝達物質の量が顕著に変化したという結果も出ています。

筋肉を使った感情のコントロールの方法には下のようなものがあります。

  • ストレッチ
  • フレックス
  • リズム運動
  • 姿勢コントロール
  • 表情筋コントロール
  • 視覚コントロール

詳しく知りたい人は下の記事も参考にしてみてください。

まとめ

今回の記事のように自律神経がコントロールできると考えると、コントロールできないものの方が少ないように感じませんか?

固定観念に縛られるよりも学びを上手く活用して人生をより豊かにできると素晴らしいですよね。

では今日は以上です。

またお会いしましょう。