どーも。
あっぱれ協会の氷川です。




私は普段、鍼灸師としても働いているのですか、先日、患者さんを治療していた時にこんなことを言われました。

「もう歳だから駄目ね~、あちこち痛くなって…」

これは治療している私だけでなく、誰もが一度は聞いたことがある、もしくは言ったことのある言葉ではないでしょうか?
「歳だから…」

よくお医者さんに、膝が痛いから診てもらいに病院へ行ったら、
「歳だから仕方がない」「軟骨がすり減っているから」と言われたと聞くことが多く見受けられます。
こういったところからも、「もう歳だから」といった言葉が広まったんだろうなぁと。

ただそこからその患者さんと話をしていくにつれて、「日によって痛くない日もあるのよ」といった言葉も。

日によって痛くない日もある。
これはどういうことでしょうか?

例えばもし、歳だけが原因だったとしましょう。

日によって、その方の歳が、80歳から50歳に若返ったのでしょうか??
普通に考えて、そんなことはあり得ないですよね。

次に、軟骨がすり減っているのが原因だとしたら…
その日だけ、軟骨が復活したのでしょうか?
これも通常で考えたら、考えづらいことですよね。

長い目で見たら、もしかしたら再生していくのかもしれませんが、その日だけというのは考えづらいです。
ではその患者さんの、「あちこちが痛くなって」「でも日によっては痛くない」というのはどういった現象なのでしょうか?

私が長年、患者さんに接してきて思うことは、まず原因はひとつだけではないということです。
さまざまな原因が複合して、その痛みを発生させている可能性があります。

これは痛みに限ったことではなく、今日は身体が軽い、いつもより長く歩いたけどそんなに疲れなかった、いつもより~が出来た、などなど。

そしてその中には、その状態の原因がなにで割合がどれくらいなのか??
という部分が大事になってきます。

年齢が大半の割合を占めるようであれば、歳を若くすることは、いまの医学では不可能なので、状態を良くすることは難しいと思います。
ではその痛みやいい状態を維持する原因の大半の割合が、他にあったらどうでしょう?

例えば、体を動かして血流が良くなったことによって、身体が軽い、痛みが軽減した、こういった話も患者さんから聞いたりします。

「今日はなんか体が軽いのよ~」
「何かしたんですか?」
「午前中に体操してきて」

といった会話。
他にも、
「今日は孫が来て1日中動きっぱなしで」
「腰や肩の痛みは大丈夫でしたか?」
「そうね~、ちょっと痛かったけど、そこまでじゃなかったわ」

上、2つの会話をみてみて、どうでしょうか?
痛みを感じる原因や体の調子のバロメーターは他にありそうな感じがしませんか?

私はこう思います。
体を動かすと、血流が良くなり、老廃物も一緒に流れていくのでしょう。
そして体を動かすと、自然と気持ちも明るく、前向きになります。

2つ目の会話で、お孫さんが来たから動かないといけない、普段だったら痛いから動きたくなくても、孫の為にと前向きな気持ちや、責任感が芽生え、そして動いたにも関わらず、痛みが強くならなかった。

要は、症状の多くは、年齢や、身体の部分的なものが原因ではない、必ずしも当てはまらないということですね。

病院や治療が必要ないというわけではなく、体を動かすことによって改善できる症状もたくさんあるのではないでしょうか。

ただ体を動かすにも、
・正しい動かし方
・怪我をしない動かし方
・より効果的な動かし方
様々な動かし方があります。

少しでも身体が楽に、健康で痛みのない生活を送っていきたいものですね。