コンフォートゾーンについて-成長する人と変わらない人の違い
こんにちは安野勇太です。
認知科学を応用した相談業とビジネスプロデュースを軸に活動しています。
以下は先日のTweet。
通称ホリエモン4原則のスゴいところは、リスクを最小にして大量行動・大量学習がデキることだと思う。
— 安野勇太マインドbot (@medinessfit_yas) May 7, 2020
高速でPDCAすれば、行動のたびに成功が近づくのは当たり前。
" わたしは今までに一度も失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を、今までに2万回したのだ " - トーマス・エジソン -
今日はコンフォートゾーンについて書いていきます。
コンフォートゾーンとホメオスタシス
コンフォートゾーンを直訳すると、安全領域です。
これは例えば行き慣れたカフェや親しい人と話す空間です。リラックスして会話できるし、冗談をクリエイティブに繰り出すこともできます。
ただ、ひとたびコンフォートゾーンの外に出るとそうはいきません。
慣れない高級レストランに行ったり緊張する人と話す時には、脳の前頭前野の働きが落ちて本来の能力を発揮しづらくなります。話題がうまく出てこなかったり、スポーツではアウェイで試合をすると勝率が下がるのは有名です。
だからこそ、生物はコンフォートゾーンの外に行くのを猛烈に嫌がります。不慣れな場所に行くというのは身の危険があるかもしれない空間に飛び込むということなので緊急の時以外は避けた方が長く生きられるからです。
これにはホメオスタシス(恒常性)という生物の機能が関わっています。
ホメオスタシスは生体を一定に保つ為に備わったシステムです。
人間の体温や血圧を一定に保っているのもこれです。例えば血圧が下がった時に腎臓からのレニン分泌によってアンギオテンシンが生成され、血圧をもとの状態まで上げるといった具合です。
そして先に書いたようにホメオスタシスは体だけでなく脳にも働くのです。
もちろん危険を回避する為にホメオスタシスが働くことは重要ですが、現代の先進国では命の危険があるようなことはそれほど多くないはずです。仮に今全財産を失ったとしても、生活保護を受ければすぐ死んでしまうことはありません。
なので我々は長期的に繁栄・成長をする為には行動してコンフォートゾーンの外に出るべきなのですが、ホメオスタシスによって行動に制限をかけます。
今、行動しなくても生きていけることこそが成長することを阻んでいるのです。
それでも成長を望むのならばプライミング などの脳の仕組みを活用して、最大限に脳を活かすことが必要です。
今日お話ししたのがコンフォートゾーンの概要です。
これについて話始めると1記事では全く足りないので希望があれば続きを書くことにします。
どんな人生にしたいかが明確な人・現状を変えたい人は相談してください。
ということで今日は以上です。またお会いしましょう。
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