こんにちは安野勇太です。
相談業を軸に活動しています。
最近は、機能訓練の体操・企業プロモーション・イベント運営・事業立ち上げ・コーチング&コンサルティング 等々…
フィットネス・福祉分野を中心に面白そうなことにトライしている毎日。
その中で最近特に強く感じるのが、
知っているとデキるは違うということ。
今日はその違いと、人生をうまくいかせる考え方について、安野の考え方を書き綴っていきます。
学習の5段階

我々がモノゴトを学習していく中で、その熟練度には以下のような5段階があります。
1.無意識的無能(知らないしできない)
あることに関してできず、できていないことさえも知らない状態。
2.意識的無能(知っていてもできない)
あることに関してできていないが、できていないことを意識している状態。
3.意識的有能(考えるとできる)
あることに関してできるが、行うためにある程度の集中力が必要な状態。
4.無意識的有能(考えなくてもできる)
意識しなくても実践できる状態。
5.無意識的有能に意識的有能(どこからでも教えることができる)
自分が無意識的に行っていることを、意識して人に教えることができる状態。
このように段階を踏むことで、全く知らない状態からデキるようになり、それを人に教えられるようなります。
筆者が関わっている介護業界を中心にして例をあげると、
- に入ったばかりで何をしていいかをまだ知らない新人ヘルパー
- 必死で仕事を覚えて一人前を目指しているヘルパー
- 1人前に仕事がデキるようになって現場に適応している状態
- 意識しなくても自然に手が動きスムーズ(スピーディー)に介助ができている状態(ベテランヘルパー)
- 部下や新人に対して業務や考え方を教えている段階(上司や講師)
こんな感じです。
(人手不足の介護業界では、それぞれの段階を踏まずに『まだ』の段階で業務や役職につくこともありますが、それは現場を不幸にすることが多いです。)
しっかりと順序良くするべきなのはどの業界でも、またあらゆる事柄で共通かもしれません。
知るだけで満足しないことが大事
これは安野もそうだったのですが、知識欲や好奇心が強く、ありとあらゆることにトライする人がいます。
それは、自己成長する為や世界観を広げる為に効果的だと感じます。
この好奇心が旺盛な人には2タイプあります。
その2タイプとは、
- 知るだけで満足してしまう人(行動しない人)
- 知ってからトライしてみる人(行動する人)
小さな違いのようですが、この2タイプの間にはとっても大きな壁があります。
メインで取り組んでいるあっぱれ協会の活動を含め、高齢者向けの体操ひとつを取っても、同じ体操をしてうまくいく人とうまくいかない人がいます。
これは、現場で体験するリアリティがあってこそ獲得できる活きた知識になっているかどうかが大きな違い。
テキストや動画を見て、できるようになったつもりになっても、実際にやってみないと実際に自分がデキているかを知ることもありません。
情報を簡単に得られ、AIが記憶や知識を代替してくるこれからの時代は特に、デキるようになる、『体験』こそが重要になるでしょう。
あっぱれ協会や、Mediness FIT の会員制サロン『MFC』も、体験・リアリティを重視した内容になっています。
実際に試す。
簡単に認定される『資格』ではなく、あなたの能力や考え方・スキルを高める学習に投資することが未来を明るくすると思います。
まとめ
と、いうことで今回も偉そうに語ってみました。笑
なんせ実際にやってみることで得られる気づき『知恵』の方が役に立つし、学んでいて楽しいです。
ということで今日は以上ですまたお会いしましょう。
さて、ではまたお会いしましょう!