【不安への対処法】問題は起こってから考える - 思考のお話
こんにちは安野勇太です。
詳しいプロフィールは名前のリンクから。
今は相談業をしている筆者自身も、過去には未来が不安な時期がありました。
今日は多くの人が行動の二の足を踏む原因になる、『不安』への対処法について書いていきたいと思います。
不安の原因
『必要なのはわかるけど、不安が多く一歩が踏み出せない。』
こんな人の悩みの原因はその人の『思考』にあります。
以下、不安の原因を解説します。
原因1:まだ起こっていないことを考えている
不安とは未知です。
ウイルス・自然現象・幽霊…未だ知らないこと に対して人は恐怖し、いつの時代もその恐怖を取り除くために、可視化してきました。
下は " 知らないこと " に対する恐怖を研究した九州大学の研究です。人と人形の写真を比較して、感じる不気味さを測定したところ、人間か人形かの判断が難しい写真ほど不気味に感じるという結果になりました。
【参考】不気味の谷を引き起こすのは”未知への不安”であることを解明―人とアンドロイドが無理なく共存する社会構築への期待― : 九州大学
人間は、未知のモノゴトに対して不気味さや不安を感じるのです。
原因2:行動していない
これは上の未知への恐怖とも若干かぶる内容なのですが、既に起こっていて気になることに対して確かめる為の行動をしないのでは不安になるのが当たり前です。
人は行動することで不安を消し去ることができます。あのデール・カーネギーの著書、『道は開ける』の中でも『悩みの習慣を断ち切るなら、常に忙しく仕事をしていること』と言っています。不安感の強い人ががむしゃらに働くことがありますが、自然にしているこれは理にかなっているみたいです。
不安への対処法
以下は迫りくる不安に対処する為のオススメの方法です。これを実践するようになってから、筆者の安野は不安から開放されるようになりました。
対処法1:未来から線を引き、問題は起こってから考える
未だ知らないことは、適切に対処しようがないですし、準備したとしても『それ』は起こらないことがほとんどです。
あなたが未来になりたい姿を最重要項目として設定し、そこから逆算して、今するべきことを明確にし、他人の評価にとらわれず行動する。『今』するべきことに集中すること。
人生は砂時計。時の砂は一つずつしか落ちません。悩んでも解決しないことに意識を向けるよりも、『今』あなたがするべきこと・したいことに集中すれば不安は消えていきます。
これを私たちは未来志向と呼んでいます。
下の記事では未来志向について詳しく解説しています。
対処法2:『最悪の事態』を想定する
不安の原因『未知』に対処するための手段の一つが、起こってしまったアクシデント・起こりそうなアクシデントの最悪の事態を考えること。
以下は安野がコーチングセッションの中でクライアントにする質問【Q】の一例です。
『行動して起こる最悪の結果はなんですか?』
『そうなることであなたはどうなりますか?』
『それはあなたにとってどのくらい重要なことですか?』
『今、あなたはなにに困っていますか?』
これを問いかけると、ほとんどのことは別にたいしたことないことに気づくことは多いです。やりなおせないことなんてほぼありません。
起こっていないことを考えないという上の項目と矛盾しているようですが、表裏一体です。
まとめ
ということで今日は、不安への対処法について書き綴ってみました。要点をまとめると、
- そんなに心配しなくていい。
- 起こらないし、起こったら起こったときに考える。
- 未来から線を引き『今』、『自分』の人生を生きる。
こんなところでしょうか。未来に向かって『行動』を起こすことこそが今も未来も充実させることになると思います。
今日は以上です。またお会いしましょう。
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