【人を動かす】デールカーネギーに学ぶコミュニケーション まとめ
こんにちは安野勇太です。
身体心理学・認知科学を応用したコーチングや起業コンサルティングといった『相談業』を軸に活動しています。
以下は先日のTweet。
ビジネスオーナーになる為に重要なスキルは、人を読み、他人が喜んで動く理由をつくり、他人を活かすこと。
— 安野勇太@起業コンサルタント (@medinessfit_yas) May 9, 2020
デール・カーネギーの『人を動かす』は超オススメの1冊。
筆者安野のクライアントにもビジネスオーナーを目指す人が増えてきました。
ビジネスオーナーになる為に重要なのは他人を読み、無理強いすることなく相手が自ら動きたくなる理由を作れることです。
今回の記事でご紹介するデールカーネギー の名著、『人を動かす』は全ての人にオススメする対人関係のバイブルです。
デールカーネギーについて
まずデールカーネギーをよく知らない人の為に軽く紹介しておきます。
アメリカの作家で教師にして、自己啓発、セールス、企業トレーニング、スピーチおよび対人スキルに関する各種コースの開発者。
引用:Wikipedia
Wikipediaによると上のような経歴を持つ内的・外的なコミュニケーションの両方に秀でた人です。
ここからは人を動かす原則を噛み砕いて一部紹介していきます。
原則1:批判も非難もしない。苦情も言わない。
まず書かれているのが批判・非難・苦情を言わないことです。
相手を批判したり自分の思うままに意見することは、人間関係を悪化させる簡単な方法。
どんな人間も批判され、否定されることを嫌がるし恐れています。あなたが自分の意見を正しいと思っても、目の前の相手との関係を良好に保ちたいなら、相手の話に自分の意見を挟まない方が良いです。
これは、簡単なようですが、意識するだけで対人関係が劇的に変わります。
筆者の安野自身、自分の意見を面と向かって言ってしまうタイプの人間でしたが、いくらそれを声高に叫んでも相手の心に刺さらないことに悩んでいました。
人間は感情の生き物です。いかに反論の内容が正しそうでも人間はなかなかそれを認めようとはしませんし、批判された本人は頭の中で自分を正当化します。本人さえもそれが正しいと思い込んでいしまいます。
あなたの目的がストレス解消ではなく、"相手に自分の意見が伝わり、きちんと考えてもらったり、行動を変えてもらうこと"なら、面と向かって相手の行動を批判・避難するのではなく、まずは相手の考え方を聴く・知ることが大切です。
原則2:率直で、誠実な評価を与える。
原則2では率直で誠実な評価は他人からの信頼を得る為に重要だと書かれています。
自分のことをわかってくれている・承認されている と感じると気分が良いもの。人は気分が良いところにいたいものです。
ただ、相手をいたずらに褒めちぎるのが良いわけではないと『人を動かす』の中では書かれています。
利己的に企んで思ってもない言葉で褒めても、相手はその違和感を敏感に感じ取ります。相手を称賛するときにはその言葉がホンモノであることが大前提ということです。
ちなみに筆者の安野は、はコーチングやコンサルティングのクライアント・起業仲間たちの『凄いところ』『夢』『大事にしていること』を記録に残すようにしています。
相手を褒めるときにまず相手に興味を持ち、そして本当に相手の良い部分を見つけられること。そして " 相手に伝わるように伝える " こと。そうするようになって他人が信頼を寄せてくれるようになったように感じています。
原則3:強い欲求を起こさせる
北風と太陽の童話のように、権力や威圧感をもって命令すると、即効性は期待できても相手の動きを鈍くさせ、クリエイティブな思考を奪います。
相手は焦って仕事をしてくれるので一時的に仕事はスピードアップするかも知れませんが、ミスの確率が増え、仕事が終わった後の疲労感が増し、学習意欲を削ぎ落とし、言われたことを嫌嫌やるだけの状態をつくってしまいます。
相手に何か行動を起こして欲しいときに、ただ力任せに動かそうとするのではなく、" 相手の関心のありかを見抜き、自ら動きたくなる理由をつくる "ことで、相手は最高のモチベーションで、最高のパフォーマンスを発揮してくれます。
人によって価値観や求めることが違うからこそ、どんな言葉でどんな未来を語るか・どんな関わり方をするべきかは相手によって変わります。
まとめ
今回は、『人を動かす』から、第1章『人を動かす3原則』を中心にまとめてみました。
ゼロイチ工房では他人が動く自分をつくる方法についても発信しています。
『人を動かす』は筆者の安野の人生を変えた1冊。第4章まで興味がある方は続きを読んでみると人生が変わると思います。人との関わりを大切にする全ての人にオススメします。
では今日は以上です。またお会いしましょう。
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