こんにちは!安野です。

以下は先日のツイート。

最近、コーチング・コンサルティングのクライアントからの相談が多いので、今日はコミュニケーションをとるときの考え方をご紹介していきます。

ではいってみましょう!

今日の記事はこんな人にオススメ!

  • 職場での人間関係の中でストレスを溜めることが多い人
  • 営業やマネジメントなど人と関わることが多い仕事をしている人
  • プライベートで人との関わりをうまくいかせたい人

ではいってみましょう!

コミュニケーションとは

あのマネジメントの創始者、ピーター・ドラッガー氏によると、

“ コミュニケーションとは…

思想、意見、情報を伝達しあい、心を通じ合わせるプロセス

である ”

とのことです。

小難しい感じがしますが、

コミュニケーションが上手だというのは、『相手の考え方・言いたいこと・持っている情報を理解し、適切に相手に伝えることができるということ』だと言えそうです。

職場のマネジメントも、マーケティングやプライベートに関しても、言うまでもなくコミュニケーションは重要ですよね。

コミュニケーションが改善すればほとんどの悩みは解決する!

コミュニケーションは職場・プライベートに限らず、日常のありとあらゆる場面で必要になります。

友人関係に限らず、集客・マネジメント…を上手くいかせるためにも『コミュニケーション』。

  • パートナーが思うように行動してくれない
  • 友人が自分の価値観を押し付けてくる
  • ビジネスで商品の魅力が伝わらない

などなど…

こんな悩みを抱えているあなたも、お客さんや仕事仲間とのコミュニケーションに原因がある可能性があります。

コミュニケーションを通して気持ちよく『人に動いてもらう』ことで今抱えている多くの悩みが解決するはずです。

コミュニケーションの基本は『相手目線』と『肯定』

コミュニケーションを通して関係性を築く為には、『他人想い』であると同時に、『相手目線』で考えられることが重要。

自分の常識を押し付けるのではなく、『目の前の相手はどうして欲しいのか』 を考えることが大切です。

例えば、知り合ってから早い段階でタメ口を使って欲しい人もいれば、敬語を使って欲しいという人もいます。

企業トレーニングや対人スキルの専門家の デール・カーネギー さんも著書、『人を動かす』の中で “相手の価値観を否定せず、肯定的な態度で接することが重要である” と言っています。

ただ前提として『誠実であること』が重要です。おべっかを使っていたりおだてているとそれは相手に伝わります。それが無意識であっても信頼感に必ず影響する。

行動変容をして欲しいなら…『関係性を構築するのが先』

相手に伝えたいことがあっても、関係性ができていない状態で相手にそれを伝えると、ほとんどの場合、相手はあなたに反感を持ちます。

知らない人が自分の意見を押し付けて来たり、話に横槍を入れていきたら、それはあたりまえ。『なんなのあなたは?』となりますよね。

まずは、

『あなたが言いたいこと』ではなく『相手が言って欲しいこと』『相手が話したいこと』を話題の中心に持ってくること。

そして、繰り返すようですがあなたがいくら正しいと自分で思っていても、

決して相手を否定しないこと。

これが関係性を構築する段階では特に大切です。

関係性をつくる中で、相手のことを知りつつ、関係性を構築し、相手が自ら動きたくなる理由をつくること。

力技で相手に指示をすると、相手は本来持っている力を発揮しないし、何より関わる中であなた自身も疲れ切ってしまいます。

コミュニケーションの段階

安野勇太・Mediness FIT
コミュニケーションの5段階

コミュニケーションを通して信頼関係を築く為には順序が大切です。

  1. まず相手と関わる小さなきっかけを経て、
  2. コミュニケーション中で相手がどんな人間かを知り、
  3. その中で信頼感が生まれて
  4. 深く知ろうとすることで相手を理解し、
  5. 関係性のデキた相手から関わることで相手の影響を受ける

順を追って、徐々に信頼関係を深めていきましょう。コミュニケーションをとるのが上手な人は、この段階を無意識にでも意識できています。

いきなり道端ですれ違った人から『お前のことをもっと教えてくれよ』とか『あなたはもっとファッションをこうした方がいいかもよ』とか言われても怖すぎるし、関わりたくないですよね。

上の例は一気にピラミッドの段階をすっ飛ばして、関わっている例ですが、それぞれどの段階に関係していると思いますか?

考えてみると面白いかもしれません。

コミュニケーションに必須! ”自立”の考え方

良いコミュニケーションをするには、お互いが『自立』してることが大切です。

ここでいう『自立』の定義はカリフォルニア州のエド・ロバーツが提唱した概念です。

その中身は

『自己選択・自己決定・自己責任』

自らが選び、自らが決め、そして自らの決定に責任を持つこと。

コミュニケーションの中で、相手が思うような反応をくれない時、腹がたつことはありませんか?

相手が期待通りの反応をしてくれないと腹が立つことがありますが、どうすれば期待通りの反応をしてくれたのでしょうか?

どんな関係性なら、思うような行動を起こしてくれたのでしょうか?

北風と太陽

『相手に影響を与える ≒ “ 人を動かす “ 』にはどうすれば良いでしょうか。

長期的に相手と関わる場合、

“ 人を動かすには、相手が動く理由をつくること “

が良いと考えています。

有名な童話、『北風と太陽』のように

北風のようなパワフルなコミュニケーションをとると、相手は急いで短期的な問題を解決してくれることもありますが、思考が停止し、やらされていると感じることが多いものです。

逆に、

太陽のように相手のことを知り、相手が自ら行動を起こしたくなる『きっかけ』をつくると、人は自ら動き、楽しみ、そしてクリエイティブに発想が浮かんできます。

筆者の安野はこれが本来のエンパワメント(相手の力を引きだす働きかけ)だと考えています。

あくまで自分がして欲しいことではなく、相手がやりたいことを隣で一緒に探し、未来を夢見る。

これが『太陽のコミュニケーション』です。

短期的な課題解決や淡白な人間関係だけではなく、相手のことを知り、共感する他人と共に生きる方が人生が豊かに成ると思いませんか?

『7つの習慣』というベストセラーとも関係の深い、世界的に有名な心理学者の

ジェームスキナーも、

『間違ったときに罰を与えたときよりも、うまくいったときに褒美をあげた方が効率が上がる』

ということを動物と人間の研究を通して、気づいていたそうです。

太陽のコミュニケーションの実践

太陽のコミュニケーションは、相手の動く理由をつくることが大前提です。

例えば、相手に真面目に仕事をしてほしいと考えたときに、北風のコミュニケーションをとる人は、怒ったり・指示をする北風のコミュニケーションで解決します。

これは怒りを相手にぶつけることは緊急性の高い仕事を相手に『やらせる』ときには有効ですが、まさに『やらされている』相手は自発的に行動することをしなくなり、仕事へのモチベーションや行動量が少なくなってきます。

長期的な関係を築き、人を導こうとするなら穏やかに関わり、相手が自ら動きたくなる理由を作ることこそが重要。

その為には、聴くこと・問うこと・確認することを怠らず、仕事をしてほしい相手が、『なにを望んでいるかを知ること』

『あなたのためだから』

相手のことを知ろうともせず、そんな自分本意な言葉で相手に動いてもらおうとするなどという考えは傲慢で怠慢だと感じます。

人は皆違います。

相手のことを知り、相手に置換し、相手が望むことを叶えることで豊かな人間関係ができていきます。

非言語コミュニケーションを使いこなす

今までに書いてきた内容に加えて、相手に与える『印象』も考えることができるとコミュニケーションがうまくいきやすい傾向があります。

実は対人でのコミュニケーションのうち、言葉で伝わっているのは数%。言葉以外の部分の方が相手に与える影響は大きいと言われているのです。

1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが行った研究で、話し手が聞き手に与える影響を、研究と実験に基づいて数値化したメラビアンの法則というものがあります。

その法則によると、話し手が聞き手に与える影響は「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つから構成され、それぞれの情報の影響力は以下の割合であるとされています。

  • 言語情報(Verbal)…7%   →verbal(バーバルコミュニケーション)
  • 聴覚情報(Vocal)…38%   →nonverbal(ノンバーバルコミュニケーション)
  • 視覚情報(Visual)…55%  →nonverbal(ノンバーバルコミュニケーション)

話の内容(言語コミュニケーション)よりも非言語コミュニケーション(聴覚情報・視覚情報)の方が圧倒的に相手に与える影響は大きいということになります。

参考記事:高齢者の体操での3Vの法則について

お店での会計で試してみてください。

相手の目を見るのは視覚情報。店員さんの目を見て笑顔でお釣りを受け取るだけで、相手も笑顔になるかもしれません。

相手の目を見て話をしたり、身なりを整えて視覚情報を改善し、

声を大きくはっきりと話すことで聴覚情報を改善する。

これだけであなたの日常が激変する可能性は大です。

『自立』は、自分に関わる事象の責任を自分でとることです。

人を変えようとしてはいけません。

あなたが変わるほうが、案外モノゴトはうまくいくかもしれません。

まとめ

人間は他人と関わることで生きています。

共感したいし、褒められたいし、否定されるのが怖い。

筆者の安野は知的障害を持っていたり、認知機能が衰えている高齢の方と仕事や時にボランティアで関わっていますが、今回の記事の内容は人として変わらない原則だと実感しています。

褒められて、承認されて、自信(セルフエフィカシー)や気分が高まった方が、やる気やパワーが出る。頭が働く。

多くの研究でも恐怖が人の記憶を阻害し、クリエイティビティを奪うことが証明されています。

さあ、あなたはどんな人とどんな関わり方をして生きたいですか?

どんな人生にしたいですか?

以上、安野勇太でした。

またお会いしましょうばいばい!