『アファメーション』について
こんにちは安野勇太です。
身体心理学・認知科学を応用したコーチングや起業コンサルティングといった『相談業』を軸に活動しています。
今日は言葉遣いでセルフイメージや感情をコントールするアファメーションについて書いていきます。
以下は先日のTweetです。
成功する為に必要なのは大きく分けると2つです。
— 安野勇太マインドbot (@medinessfit_yas) June 13, 2020
1:ゴールとそこから逆算した行動単位が明確なこと。
2:自分はデキるという自信を持っていること
これだけあれば、行動を起こしPDCAも勝手に繰り返す。#セルフエフィカシー#コーチング
常々言っていることですが人は使う言葉でできています。
- 自身に溢れている
- 清潔感がある
- 優しい
- 気が弱い
こういう自分に対する認識をセルフイメージといいますが、人はホメオスタシス(恒常性)によって自分のとるべき行動を変えています。
例えば自分のことを太りやすいと思っている人はそれ相応の食事をします。ジャンクフードを食べるのが大好きな人間だという思っている人はジャンクフードを食べます。
筋肉がある人間だという自己認識は身体をジムに向かわせるし、貧乏な人間だという自己認識は、仮に大金を手に入れてもギャンブルや浪費で散財させます。
自己認識に沿った状態の方が人間は安心するのです。
言い換えると人はセルフイメージにお似合いの状態に勝手になっていくということです。
セルフイメージを変えるアファメーション
このセルフイメージに関して登場するのがアファメーションです。
アファメーションは直訳すると肯定・確定・断定といった意味がありますが、自己啓発の分野では、自分自身に対する肯定的な宣言のことをいいます。使いこなすことでセルフイメージを変え、自己効力感(〇〇がデキるというセルフイメージ)を高めます。
アスリートが『俺にはできる』と自分に語りかけるセルフトーキングも自己効力感を高める効果を期待しています。自己効力感を高めることで選択や運動パフォーマンスが変わることが知られています。
自己効力感(セルフエフィカシー)と行動の選択、成功の関係は下の記事で書いています。
アファメーションを使いこなす
アファメーションを使いこなす為にまずは、断定することです。
まずは自分自身が理想とするその状態になりきって具体的にイメージし、『理想の状態に近づいている今の状態を現在形で終えるように宣言します。』
アファメーションをつくる為に重要なのは自分の理想・目標をしっかりと定義していることです。
そしてその状態になっている自分をリアルに感じ(コーチングの世界では臨場感を高めるといいます)、宣言することで効果を発揮してきます。
具体的には、自分は圧倒的にすごい人間だ
注意点は
ネガティヴは今の状態を認識するような、
『今は苦しいけど、私は必ず耐えられる』
といった内容のアファメーションは、逆効果になってしまうので、間違っても勘違いしないようにしてください。
使わない方が良い言葉
できない・やれない・わからない・しょうがない・〇〇しかない…こういう言葉はエフィカシーを下げるので、目標を達成したい人は使わないように意識するべきです。
アファメーションは自己認識と他己認識両面に作用する
アファメーションは自己認識(セルフイメージ)に作用しますが、使う言葉は他人が感じる自分の認識にももちろん影響します。
ポジティブな言葉を発ししている人の近くに行きたいと思うでしょう。そして、そんな肯定的な価値観や雰囲気を発している人は周りに愛される可能性が高いですよね。
人生や毎日を上手くいかせるためにもポジティブな言葉づかいをすることは良い影響があります。
以上、安野勇太でした。
またお会いしましょう!